主婦という生き方
人生100年時代、年功序列や終身雇用のような、今までの社会構造は崩壊し、働き方や考え方が多様化しています。
私たち主婦を取り巻く環境も変わってきています。
次男が通う幼稚園でも、働くママが増えてきています。
どこかに勤めるだけでなく、趣味や仕事以外の活動を通して、生き生きと自分の人生を楽しむ主婦も増えているように思います。
子育ても楽しみ、仕事も楽しみ、趣味も楽しむ!
専業主婦とワーキングママの中間のようなフリーランスママも増えてきています。
子供がいる、いない、旦那さんがいる、いない、そんな枠を飛び越えた、自分として女性を楽しむ。そんな女性が増えて行けばいいな~なんて個人的に思います。
しかし同時に、私たち主婦への社会的なイメージは変わっていない。とうい現実にもぶち当たります。
私は、主婦という言葉には最大の尊敬の念を込めています。
母になって初めて子供を育てることが大変か。
仕事しながらでも、笑顔で育ててくれた母の強さを知りました。
子育て、家事、仕事、全て両立することは、すごく大変です。
しかし、女性は当たり前にやって来たことだから、やって当然のように思われています。
決して、特別なスキルとは思われていません。
主婦は何も出来ない、、そう思われているんだな~~ってことも感じます。
多様化の時代、主婦をもう一度考え直そう!
主婦である私達が、主婦とはこういう人達です!と丁寧に説明していかないといけないように思います。
そこで、主婦という言葉を定義しなおしてた。
私が子育て始まった時に感じた、主婦のキャリア像
結婚し子供が出来て主婦になると、今までのキャリアを捨てるか、家庭に入るか、0か10の選択肢しかないように感じました。
私が出産と同時に痛感したのは、社会との繋がりが全くなくなった、、取り残された感じでした。
子育てや、夫の転勤で仕事を辞めざるおえない場合、介護など、さまざまな場面で女性はキャリアを手放す選択を迫られる時があります。
その都度、キャリアが0になると思っていました。
実際はキャリアは広がっていた!
そんな喪失感から始まった子育てでしたが、だんだん外に出るようになると、自分のキャリアが0になったわけではなかったことに気が付きました。
今からでも活かせるんだ!そう感じた時、私から喪失感が消え、自分の人生を楽しんでいいんだ!そんな風に思えるようになりました。
図のように、今までのキャリアに主婦、母、妻となり毎日当たり前にこなしている家事・育児のキャリアが追加されていっていました。
最初から、このように捉える事が出来たら、もっと子育てを楽しむことが出来た気がします。
まさに、私たち主婦はパラレルキャリアの持ち主なのです。
実際に、今は子育て中で時間に制限があり、その道では働いていないが、それまでは第1線でバリバリ仕事していた主婦は沢山います。
その時のスキルは、今は使ってないことも多々あります。
今までのキャリアに経験、挫折、葛藤、そしてそこに、今やってる、家事・育児スキルが加わったのが主婦ではないでしょうか。
主婦とは、花も実もある状態
主婦をイラストで表現してみるとこんな感じです。
自分という幹に、経験という色とりどりの花や実がなっている状態。
もちろん、実になっているものもあれば、これから咲くつぼみもある。これからいくらだって花を咲かせられる。
それが私たち、主婦である。
「自分の人生を楽しむ女性」
これからの主婦
これからの100年時代、今までのように社会が主婦の地位を守ってくれる時代は残念ながら終わりました。
私たち主婦も自分の自己実現を目指し、しっかり自分の幹を地に這わせるなくてはいけない時代になっています。
そして、子供達に一番近い存在である母が、笑顔で自分の人生を楽しむことこそ、子供達の未来の希望に繋がっていくと思います。
自分の時間を犠牲にして、今日も明日も家事作らなきゃって考えるより、自分のスキルを伸ばすためにアウトプットしていると思って家事する方が、楽しくできるような気がしませんか?
全部、自分の経験!楽しんでいきましょ!