- 掃除
- 洗濯
- ご飯の用意
- 買い物
- ゴミ出し
- 意識の改革
- 常に味方であって欲しい
- 優先順位を変えてほしい
まず子供と奥さん、そして自分 - 文句言わない
- 夫婦2人の時を基準にしないで
- 第2子出産の場合は、上の子のお世話
- お風呂
- ママが十分に眠れる時間を作ってほしい
- 自分時間を過ごす「時間」
- 1人になれる時間
- いちいち聞かないでやって欲しい
- 勝手にやらないで、聞いてからやって欲しい
【パパの学校 2時間目】出産時、産後のママの状態とパパにやって欲しい事
パパの学校、2時間目は「出産時、産後本当にパパにやって欲しい事」です。
皆さんは、赤ちゃんとの生活楽しみにしていると思います。
同時に、パパは何をやればいいのかな。
そんな風にも思うと思います。
思ってね。
パパにママがやって欲しい事って、実はパパが考えているのと違うかもしれません。
まずは、産後のママの事を知っていただき、
実際に産後を過ごしたママから、本当はコレやって欲しかった~~
という意見から、本当にパパにやって欲しい事を学んでいきましょう。
産後のママの状態
身体の変化
出産はママの体に大きな負担を与えます。
ママは全身全霊の力で出産に挑みました。
もう、体はボロボロに疲れ切っています。
産後は、とにかく体が第1!
ゆっくり回復していかなければいけません。
子宮の回復
子宮は10倍くらいの大きさになりました。
赤ちゃんが産まれ、その子宮はすぐに戻るのではなく、約6週間かけて元の大きさに戻っていきます。
この時期は産褥期と呼ばれ、体の回復を待つ時期です。
この時期にママが無理をすると、子宮が順調に回復しません。
力仕事、冷やすは絶対ダメです。
悪露
出産後、月経のような出血が続きます。
退院してきた時は、量は減っていますが、産後6週間くらいは続きます。
おっぱいのハリ
出産すると、ママの身体は母乳をだすホルモンが分泌されます。
母乳育児はママも赤ちゃんも初めて。
なかなか、すぐに上手に飲めない事が多く、おっぱいが張って痛いということも。
うまくいかないと、乳腺炎などの場合はお医者様に相談しましょう。
傷が痛い
お産で、赤ちゃんが出てくるときに裂けてしまったり、裂けないように切る会陰切開が行われます。
その場合は、産後の処置で、傷口を縫います。
帝王切開のママは、お腹を切ってますので傷があります。
これは、どちらも傷が痛いです。。
この他にも沢山、産後のママはトラブルを抱えています。
まずは、その症状が回復するようにしっかり休まないと、今後の育児もままならないようになりますので、しっかり回復することが1番大切です。
産んだら、すぐ普通の体も戻るわけではないのです。
心の変化
出産を行うと、その瞬間から育児が始まります。
ホルモンのバランスも変化し、初めての育児。
ママは沢山の不安を抱えます。
このころのうつ状態をマタニティーブルーズと呼び、訳もなく泣きたくなったり、イライラ、不安などの症状が出ると言われています。
ホルモンのバランスが影響しているとも言われ、5割程度のママが経験するそうですが、経験したママから言わせれば、100%のママが経験するように思います。
そもそも、産後の赤ちゃんは2、3時間に1回の授乳があります。
ほとんどママは寝ていません。
体力の限界と睡眠不足で、精神状態が正常な人はまずいません。。
うつ状態の中、試行錯誤しながら初めての育児をママはしています。
いつもは強そうなママも、この時は別人と思って、丁寧に接してください。
ママは初めての育児、最初からうまくいく人なんていません。
しかし、うまくいかないのは自分のせい。
そうせめてしまうのが、ママです。
そんな時、サポート出来るのは、あなた、パパしかいません。
何でも、一人で出来るママ。
そんな風に思っていては、絶対ダメ!
パパがいないと何も出来ないのが、産後のママなのです。
体力的にも、精神的にもすでに限界なのが、産後のママなのです。
この産後のママを支えることは、一緒の夫婦関係を左右すると言っても過言ではありません。
辛い時支えてくれたパパ、、と、
辛い時でさえ、何もしてくれなかったパパ。
どちらが夫婦として仲良く入れるかは、考えずともわかります。
産後は一生の夫婦関係に左右します。
よく考えて行動しましょう。
では、具体的に何をしたらいいのか見ていきましょう。
産後ママがして欲しい事リスト
家事
家事はパパがやる!
上記にもあった通り、産後のママは回復が1番です。
重い物を持ったり、冷やしては絶対いけません。
至るところが痛むこともあり、自由に身体を動かすことも出来ません。
ママがやることは、赤ちゃんのお世話のみです。
2時間ごとの授乳とおむつ替え。
ほとんど時間なく付きっきりです。
産後を経験したママに聞くと、自分のご飯が用意するのが大変だったと言います。
産後のパパの仕事は赤ちゃんのお世話ではなく、ママのサポートです。
それは自分の事は最低限自分でやる。
を意味しています。
精神面
産後ママでのアンケートの中で1番多かったのが、意識を変えて欲しいというのもでした。
パパは優先順位を変えれない人が多いようで、、
ママはママになった瞬間から、1番が赤ちゃんになります。
この小さな命を守ることに必死です。
全ての優先順位は赤ちゃん。
自分の事は全て後回しなんです。
パパも、まずは子ども、ママ、最後に自分の優先順位に変えてください。
夫婦2人だった時を基準にしないで欲しいという声も多く聞かれました。
子供がいない時にママがやっていた家事と同じことは、まず不可能です。
あの時より、やってない。
そんなことで文句を言ったら終わりですよ。
出来ない事が増えます。それはパパへの愛情が減ったではありません。
守るものが増えた、それだけです。
同じ水準はもうない、、まずはそう思ってください。
どんなことを言われても、味方であって欲しいという声もありました。
ママの初めての育児、周りからこうやった方がいい。
なんて言われることもあります。
ママが今やってるやり方にはママなりの理由があります。
それを否定するようなことはしないでください。
ダメな時は、ママだって感じています。
でも、どうしたら分からないんです。
一緒に考えて、ママの意見を尊重し、ママの1番やりやすい方法を見つけてあげて下さい。
子育て
子育てはあまり、やって欲しいことはありませんでした。
最低限、お風呂に入れてもらえると助かります。
ママに対して
時間が欲しい、、
そう答えたママも多くいました。
育児は24時間、一人の時間はありません。
これは、当たり前ではなく、本当に辛いです。
赤ちゃんが寝ている間、少し散歩に家を出る。
これだけでも、ママの気分転換になります。
段々、赤ちゃんが大きくなったら、友人とランチに行ったり、一人の時間を作ってあげてください。
家の中で24時間、赤ちゃんと向き合っているのは辛い時があります。
声かけ
こんな風に声をかけて欲しかった~という声が多くありました。
真逆ではありますが、大きく2つの意見に分かれました。
これは、ママの性格や、夫婦の関係によると思います。
この解決方法は、出産前から家事に関わる!ことだと思います。
いきなり、産後だけ家事をしようと思っても、パパの皆さんも出来なくないですか?
せめて、妊娠中からママと一緒に家事を始めましょう。
その時に聞いて一通りやれるようになっておけば、精神状態一番きつい産後に、いちいち聞いてママをイラっとさせることなくスマートにこなせます。
これは重要です!
もう1つ、
ママへの聞き方で、よく「大丈夫?」って聞いてしまいがちですが、、
これはNGですよ。
産後のママは何が大丈夫で、何が大丈夫ではないのか自分でも分からない状態です。
その時に、「大丈夫?」と聞かれたら、「大丈夫、、」としか答えられません。。
「大丈夫」と言っていますが、大丈夫ではないんですよ。。
産後大丈夫なママなんていません。
何が大丈夫じゃないか分からないんです。
そんな時は、「これやろうか?」「何かやろうか?」と聞くようにしてください。
そしたら、「うん、お願い」とお願いすることが出来ます。
産後ママがして欲しい事 まとめ
産後の目安としては、ママの回復にもよりますが、一般的には出産から2か月くらいを指します。
しかし、家事や育児に関しては、産後だけ関わればいいという話ではありません。
パパの育休制度の見直しなども議論になっていますが、産後だけで子育ては終わりではありません。
育児の始まりに過ぎません。
産後の期間をキッカケにして、パパにも精神的な部分を変えて欲しいというママが多かったです。
産後は一生の夫婦生活に影響を及ぼします。
ママの大変な時期を助けられるパパになってくださいね。
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