しゅふコミからのお知らせ

    しゅふキャリ・ラボをつくりたい理由②

    【女性の「働きたい」の本音】

    女性の「働きたい」という言葉には、実はたくさんの本音が隠れています。

    私は独身時代、働くのが楽しかったし、やりがいも感じていました。
    もちろん「辞めたい」と思ったことは何度もありました。
    仕事が辛かった記憶もたくさんあります。

    先輩やお客様に怒られたこともあります。
    上司に詰められ、一人帰りの電車で泣いた日もありました。

    でも、その分だけ――

    自分の成長を感じられた時、
    褒めてもらえた時、
    お客様に喜んでもらえた時、
    売上が作れた時、
    それがお給料として返ってきた時。

    気持ちが震えるほど嬉しかった。

    働く「やりがい」って、こういうことなんだと思います。

    努力すれば、売上や指名という「結果」と「評価」で返ってくる感じ。
    “必要とされている感” が圧倒的に嬉しい。

    私はその感覚を「当たり前」と思って生きてきました。


    妊娠して初めて気づいた「女性であること」

    正直、働かない時期が来るなんて想像もしていませんでした。

    ところが妊娠して、はじめて気づいたんです。

    「自分は女性なんだ」と。

    妊娠したら、身体がどんどん変化していきました。
    一方で、旦那さんにはまったく変化がない。
    当たり前のことなんだけれど、当時はそれが衝撃でした。

    私はずっと、
    「男性も女性も同じ。ジェンダーとか関係ない。
    能力を発揮できる世界なんだ」と本気で思っていました。

    でも現実は違いました。

    • 産むのは私
    • 痛いのは私
    • 母乳が出るのは私

    母乳が出た瞬間の驚き。
    胸は飾りじゃなく、子どもの命のライフラインだったんだ――。
    当たり前なのに、その当たり前に触れるのは衝撃でした。

    出産と同時に引っ越しもあって仕事を辞め、
    旦那は激務で、子育てはすべて私。
    ワンオペでした。

    圧倒的無力感を感じた時、

    「仕事をすることは、私にとって“アイデンティティ”だった。」

    息をするのと同じくらい、働くことは自然なことだった。


    「主婦は働きたいんですか?」とよく聞かれるけれど

    私は今、「女性が働き続ける社会」をつくるために、
    これを社会課題として掘り下げています。

    その中で、必ず聞かれることがあります。

    「主婦の人って、働きたいんですか?」

    この言葉を言われるたびに、「え?そうなのかな」なんて思う自分もいて、

    たくさんの女性にヒアリングをしました。
    それで今なら自信をもって言えます。

    「働きたいです。」

    例えば、旦那のお金で生活できていたとしても、
    自分という価値を感じながら働きたい。

    女性は、もっと言っていいと思います。

    私も当たり前に働きたい。


    「働きたい」の正体は

    ここまで書くと、はっきり見えてくることがあります。

    女性が言う「働きたい」の正体は――

    それは、
    「自分を生きる感覚」 かな。

    • 必要とされたい
    • 誰かに喜ばれたい
    • 成長したい
    • 自分を発揮したい

    これは人間の根源的な欲求だと思います。

    それなのに、出産や育児によって、
    その感覚を突然失ってしまう女性がたくさんいます。

    私は、この「喪失」を社会の問題だと感じています。

    女性の「働きづらさ」は外的要因

    女性にヒアリングをしていて気づいた事があります。

    女性の「働きづらい」の原因は自分が理由ではないことなんです。

    例えば、仕事の面接に落ちたとして、その理由が「この資格を持っていないから」とか、「経験が足りないから」とか言われたら、資格の勉強をして、経験を積む努力ができますよね。

    しかし、面接に落ちた理由が、「子どもが小さいから、、」だったとして何をどう努力できますか?

    子どもを産んだって事実があるだけなので、自分でもちろん選んできた選択ではありますが、だた、女性という性だっただけ。

    そんな自分ではどうしようもない事が続きます。子育て中はその連続です。

    すると女性は「私がだめだからしかたない」「育児も仕事も完璧にこなせない自分はだめなんだ」とどんどん自信を失っていきます。何度も経験すれば、どんな鬼メンタルの人でも自信を無くしますよ。私も同じ。

    その状態を見ると、本当に働きたいのかな?と男性からは見えるのかなと思います。


    最後に:女性はもっと「働きたい」と言っていい

    主婦だから、育児中だから、
    働かなくても生活できてるだろ――

    そんな理由で「働きたい」を我慢しなくていい。

    自分の言葉で、胸を張って言っていい。

    私は、働きたいです。がんばりたいです!
    あなたは、どうですか?

    次回は「働く選択肢」について書きます。

    無料説明会&勉強会行います。

    ママのためのAI勉強会(参加無料)

    テーマ
    “AIと主婦の働き方”

    • 会場参加(先着30名)
    • Zoom参加(オンライン)
    • アーカイブ視聴(1週間)

    どなたでも無料で参加できます!

    勉強会後、お弁当ランチ会(1500円)もご用意、交流・名刺交換の時間あります。

    しゅふキャリ・ラボについて興味があれば、気軽に参加ください。

    開催日程 2025年12月22日(月) 10:00~13:00

    開催場所 郡山市中央公民館第1会議室 

    〒963-8876 福島県郡山市麓山1丁目8−4

    託児はありませんが、キッズスペースは作ります。

    アンケート回答いただければどなたでも参加可能です。

    無料AI勉強会に参加希望する方は、
    公式LINEからアンケート回答をお願いします。

    ※公式LINE時にアンケート回答で参加申し込みが完了いたします。