勉強しない子供に勉強させる方法!現役小学生ママ塾講師が教えます。
「勉強しない子供に勉強させる方法」
そのまま検索してみると、、
勉強しろと言わない方がいい!
環境を整えれば勉強するようになる。
放っておいた方がいい。
親も一緒に勉強しろ、、
なんていろんな事書いてありますが、、
どれもママ目線ではないような。。
想像してください。
目の前に、宿題しない子供がゲームをしています。。
ママだったら、上のような対応できる人ってますか?
いや~~言いますよね、「勉強、宿題やりなさい!」って。。
私でも言いますよ、、
では、具体的に小学生の子供にどのように勉強をするように促せばいいのか、やれやれうるさく言うのは嫌だし。。
そんな小学生ママの困ったを解決します。
自身も小学生の子供を持つ、塾講師 佐藤宏美先生に聞いてみました。
目次
勉強しない子供には目標を作る事が大切!
親が目標設定するってどんな風にすればいんですか?
ママ
できたらご褒美をあげればいいんですよ。
宏美先生
ご、ご褒美?!毎回ですか?
ママ
小さなものでいんですよ、おやつ、自由時間、合格シールとか!
宏美先生
そうゆう物でいんですね!
ママ
ちょっと意外な答えでした。
物で釣るってなんだか良くないような気がして、、
でも、確かに大人でも、頑張ったから、シュークリーム食べよう!とかありますもんね。
大人だって、何もないのに勉強しろってモチベーション維持できない。。
宏美先生はこう続けます。
必ず、子供は自分の将来を考える時がきます。
将来の夢や、そのために行きたい大学、東京に行きたい。
など、自分で目標が出来れば自分からやります。
でも、目標も何もないのに勉強して欲しいなんて、親の考えです。
だいだい、自分で目標が設定できるのは高校生くらいだと思います。
ご褒美をあげる際の注意点があります。
小学生、中学生、自分で目標設定できるまで、続けてください。
高学年くらいになると、やらなくなってしまう、親御さんが多いのですが、そうすると逆効果になってしまいます。
もう、もらえないから、やめよう。。
そうならないように、親も継続して行っていく必要があります。
ご家族によって、ご褒美を設定するといいですね。
お子さんの行きたい場所を設定して、家族の夏休みの旅行設定してあげるとか。
モチベーションも上がるし、家族の思い出もできるし一石二鳥ですね!
小学校、中学校時期の学習はゆくゆく○○力に繋がる?
小学校中学校の時の勉強って何のためにあると思いますか?
宏美先生
えぇぇ、、何だろう!
ママ
考えたことないですよね、、
小学生、中学生の頃、明確に目標を持って勉強してる子は少ないですよ。。
では、何のためにするかというと、、
ゆくゆくの「継続力を付けるためと言ってもいいと思います。
明確な目標がないのに、学習を続けるってすごく難しいと思いませんか?
この時期に大切なのは、目標が出来た時に学習できる習慣を付けておくことなんです。
目標が出来た時に0からスタートするのと、学習を継続していた子は伸び方が全然違います。
社会に出た時も、継続する力は必ず生きてきます。
目標が自分で設定できるようになるまでは、親が小さな目標を作ってあげる事が大切です。
ゲームじゃだめなの?
ゲームでも、継続力はつきそうな気がしますが、どうなんでしょう。
ゲームも、攻略して考えていくには数学・英語諸々が必要です。
それを理解する読解力、説明を読むには国語が必要です。
全ての土台は学習から。ですね。
ゲームもうまく使っていきたいですね。
小学生、中学生の目標設定の工夫
ご褒美(目標)を設定してあげる事が大切ってことはわかりました。
では、どのようにしていったらいいのでしょう。
大切なのは、一年生のスタート時。
この時、学習の習慣を作れば、高学年、中学校になってもやるようになっていきます。
- 帰ってきたら、すぐ
- 終わったら、おやつ
- 出来たら、ほめる
- 検定も挑戦してみる
ほめ方
可視化するのが、おすすめです!
例えば、
- 終わったら、はなまるを大きく書く
- 合格シールをあげる
- シールが10個貯まれば、週末嬉しい事がある
学校の先生が、はなまるを大きく書くのはそのためです。
やっぱり、子供は嬉しい!
目で見えるって大切です。
2番目のシールは塾でも使っている方法です。
出来たらシール!
2枚貯まったらジュース、10枚でこれと交換というように設定してあります。
上記のように、家族旅行でも週末でも、その日のアイスでも。
その子が喜ぶものを設定してあげてください。
小学生、中学生で勉強のモチベーションが高いの親御さんは、ご褒美設定が上手だな~と感じることが多いです。
検定もおすすめ
小さい目標を親が設定するのって大変だったりしますよね、、
そんな時は、検定がおすすめです。
今は検定も身近で受けられるようになっています。
例えば、算数検定。
小学1年生レベルの11級から受験可能です。
11級 技能の概要
遊びや生活に役立つかずやかたち
- クッキーなどの個数(10まで)を数えることができる。
- 背の高さなどを直接比べて比較できる。
- 三角形、四角形、丸の形などを使って遊ぶことができる。
参照 算数検定ホームページhttps://www.su-gaku.net/suken/
「数の楽しさ」「数字の不思議」に触れながら、論理的思考力、コミュニケーション能力、読解力などを学ぶことを目的とした検定です。
ゆくゆくは入試に活用できるようになってきますが、小学生のうちは、目標をクリアする楽しさを学ぶ機会になったらと思っています。
もちろん、合格したら、沢山ほめて、ご褒美をあげてくださいね。
周りのひとに、ほめられるキッカケになったりします。
そうすると、自信にもつながっていきます。
検定はわかりやすい目標となりますので、どんどん活用して欲しいです。
勉強しない子供に勉強させる方法 まとめ
子供が自ら、目標を設定できないうちは、親が目標を作ってあげましょう!
小さい目標をクリアすると、勉強が楽しくなってきます。
検定などをうまく使いながら、継続力を付けてあげたいですね。
なるほど~~
ご褒美って小さいうちしか使ってはダメなような気がしていましたが、
うまく使っていこうと感じました!!
先生、ありがとうございました!