【主婦名鑑♯001】ヘチマの化粧品で豊な福島を発信したい。福島県郡山市アルモ化粧品 横尾恵美
- 名前: 横尾恵美
- 年齢:36歳
- 家族構成:夫 長男(8歳)次男(5歳)
- 居住地:福島県郡山市
- 仕事内容:化粧品販売、アルモ化粧品代表
- 働き方のスタンス:個人事業主
- 現在の事業歴:2年目
目次
事業内容
福島県本宮市の畑でヘチマを育て、そのヘチマ水から化粧品を作り販売しています。
余計なものは入れずに、家族みんなで使えるような化粧品をオリジナルで開発しました。
現在は 岩瀬書店 福島県福島駅西口店、郡山市富久山店にて販売しております。
自社ホームページより、ネット通販も行っています。
アルモ化粧品を始めようと思ったきっかけ
東日本大震災の年に、妊娠がキッカケで東京よりUターンしてきました。
出身は福島県二本松市。
豊かな自然の中で育ちました。
高校卒業後、上京、そのまま大手エステサロンに就職、エステティシャンとして働いていました。
その後、東京都渋谷にて美容サロンの経営にも携わりました。
必死で働く毎日、終電で帰るのが当たり前の日々でした。
そんな中、東日本大震災が起きます。
主人も親も、みんな福島県にいました。
私は東京で震災に合い、家族と連絡が取れず、会えない日々が続きました。
この時、東京で働いていても、家族が本当に困っている時に助けられない、、
そんな風に感じました。
その後、すぐに妊娠が分かり、小さな赤ちゃんが家族一緒に住んだ方がいいよ。
そんな風に言ってくれているような気がして、、
仕事を辞め、福島に帰る決意をしました。
福島に帰ってからは、福島県郡山市にて出産、育児が始まりました。
初めての場所での、初めての育児。
育児の大変さも実感しました。
福島県は東日本大震災での放射能のイメージが、まだまだあると感じました。
今の福島の子供たちが大きくなって、県外に行った時、どんなイメージを持たれるのだろうか。
そんな風に思い、私が今出来るとこは何か考えました。
福島の普通を、豊かな自然を発信していかなければ、福島のイメージは変わらない。
私の今までのスキルを活かして、全国に発信できる何かを作りたい。
そう考えた時に、小さいころおばあちゃんが作っていた、ヘチマ水を思い出しました。
そこから、福島県本宮市の祖母の畑にヘチマの種を植えることから、私の化粧品作りが始めりました。
アルモ化粧品を事業化するために
まず、化粧品を作らなければいけないので、ヘチマを育て、製品化してくれる工場を探し、パッケージやパンフレットの作成をしました。
化粧品は薬機法なども絡んでくるので、その勉強や、ホームページ作りなど、自分で出来るように勉強しました。
子育てしながら働くには
子育てをしながら、どのような働き方が出来るのか試行錯誤しました。
パートだと週何回、何時までなら、働けるのか。
どのくらいの時間がいいのか。
いろんなパターンを試してみました。
出来るだけ、家で出来るような仕事にしていこうと、今の形になりました。
今までのスキル
エステティシャンとして、お客様のお肌に直接触れるお仕事をしていました。
美容の知識はあったので、そのスキルを使っていきたいと考えました。
今の仕事時間
子供が、小学校、幼稚園に行っている間にしています。
主に梱包、発送。
ホームページの更新などです。
夜の時間に行う事も多いです。
良いところ、大変なところ
子供が熱を出したり、小学校の早いお帰りなど、イレギュラーにも対応できる点はいいです。
売り上げは自分次第なこと、確実な売り上げ見込みは難しいです。
満足度、家族の反応は?
子供達も一緒に楽しんでくれています。
畑で作業できたり、化粧品販売のためにイベントに出店したり、一緒にできる今を大切にしていきたいです。
仕事をする上で大切にしている事
独身時代は仕事が1番でした。
今は家庭が1番です。
家庭が1番という軸がしっかり出来たことで、仕事もしやすくなりました。
以前は、無理してでも仕事でしたが、家族のためにも体が資本なので、休むこともできるようになりました。
自分の人生楽しみたいと考えている主婦の皆さんへ
1番大事なのは、自分の気持ち。
自分が1番自分を大切にしてあげないとダメだよ。。
といつも子供に言っています。
子供に言っているようで、自分に言い聞かせているような感じです。
周りの環境は人それぞれ。
主婦とか、子供がいるとか関係なしに、どんな環境にいる女性でも、自分の人生が楽しめる世の中になったら未来は明るいと思います。
自分の人生の主人公として、楽しんでいきましょう。