ふくしまFM主催 女性の健康について考えるセミナー参加レポート


こんにちは、しゅふコミ横尾恵美です!
3月1日~8日女性の健康習慣でしたね。
3月9日(日) 郡山市商工会議所大ホールにてふくしまFM主催「女性の健康について考えるセミナー」が開催されました。
日々、なんとなく後回しになってしまいがちな、自分の健康の事。
私にとっても考えるとってもいい機会になりました。
今回は参加できなかった―!!という方も、ぜひ、健康について考えていただければ!
と思い、参加レポート書かせていただきます!
女性の健康を考えるセミナ―~あなたと知りたい、カラダのこと~
オープニング
いわき市医療センター 産婦人科
地域産婦人科支援講座教授 兼 がん集学的治療センター長
福島県産婦人科医会 会長 本多つよし先生
こちらのセミナーは去年に続き2回目になります。
去年より多くの男性の方の参加もありました。
本多先生から、やはり、女性の健康は女性だけの問題ではなく、男性も一緒に考える事が大切。
ネットですぐに情報が手に入るようになって、いい事もありますが、
「フィルタ-バブル」という言葉があることも教えていただきました。
情報が偏り、多くの情報がバブルのように押し寄せるとの事。
検索していると、同じ内容ばっかり出てきて、みんなの意見のような気がしてきちゃいますよね。。
今回のセミナーでは、先生方から新しい情報得てください。と
そして、話しの最後、本多先生の「来年も来てくれるかな!」の声に続いて、「いいとも~」と会場から大きな声が発せられました。
すごく、場の緊張がなごみ、会場が和らぎました。
こうやって、普段も患者さんの緊張を解いているのかなと感じました(笑)
基調講演
あなたと知りたいプレコンセプションケアのこと
太田西ノ内病院 産婦人科 医長
経塚 標先生
みなさん「プレコンセプションケア」って知っていますか?
お恥ずかしながら、私は、このセミナーを知って初めて聞いた言葉でした。
このあまり馴染みのない言葉ですが、「コンセプションケア」についてわかりやすく教えていただきました。
経塚先生は日々、患者さんを診ている中で感じること、世界的な研究でわかることをを嚙み砕いて分かりやすく説明してくれました。
プレコンセプションケアってなに?
コンセプションとは受胎
プレ はその前ということなので、
妊娠前からのケアを指すそうです。
日本ではまだ馴染みのない言葉ではありますが、世界中で必要な概念として広まっているそうです。
経塚先生がわかりやすく、スポーツに例えていました。
スポーツも幼少期や早い時期に始めた方が上手になりやすい。
妊娠もそれと同じだそうです。
考える要因としては
- 栄養
- 喫煙
- ワクチン
- メンタルヘルス
- 不妊
- 暴力
- 薬物
- 遺伝
- 環境
などが上げられます。
経塚先生は、特に自分で変えられる要因に目を向ける事が大切と、「食事」の重要性をお話しされていました。
確かに、自分ではどうしようもない事を言われいても、、難しいですもんね。
食事は自分で変えられるし、かかる金額も低いと!
特に、「和食」に注目されていました。
和食は低カロリーで食物繊維豊富、栄養バランスに優れて、炎症抑制食だそうです。
そんな風に和食を捉えたことはなかったので、なるほどとメモメモ。
そして、このプレコンセプションケアは自分の将来にもつながるし、将来の自分の子供達にも関わることだそうです。
妊娠前から、自分の健康について考えることが大切なんだな、、と改めて感じました。
次世代の子供達と関わる中でしっかり伝えて行こうと思いました。
さらに、福島県は疫学調査では世界でも注目されているそうで、
エコチル健康調査の意義なども教えていただきました。
あなたと知りたい、更年期とそれ以降に起きること
福島県立医科大学 ふくしま子ども・女性医療支援センター特任教授
小川真里子先生
私も、、42歳。。近々来るであろう、更年期。
小川先生は女性活躍!!なんて言葉があるけど、
「社会のためではなく、あなた自身とあなたの家族が健康に快適に過ごるため」に考えていきましょう!と、メッセ―ジをくれました。
女性活躍という言葉に対して違和感があったので、本当にそうだな、、と。
女性の感じているモヤモヤを言語化してくださっているような講演でした。
学校では生理が始まる時のことは教えてくれますが、生理の終わりについて誰も教えてくれない、、
確かに、生理が始まったら、それが当たり前になって、終わりについて考えた事なかったなと。
更年期とは
40歳前半→28日周期だったものが23、24日など早めになる
40歳後半→1,5か月~2か月に1回など周期が遅くなる
50歳→半年~1年程度に
その後1年生理が来なかったら、閉経したという事だそうです。
このように、女性ホルモン(エストロゲン)がゆらぎながら減っていく期間を更年期と言い、上がったり、下がったりしながら減っていくんだそうです。
更年期の症状
ほてり、汗、動悸、ホットフラッシュ、頭痛、めまい、イライラ、肩こり、疲労感、などなど。
その症状は人それぞれ200種類あるそうで、40~70%の女性に症状が出るそうです。
個人差が大きいのも更年期の特徴と言えます。
更年期のセルフケア
小川先生がどうすればいいのか!についても教えてくれました!
- 食事
- 運動
- 睡眠
- リラックス
などが重要!
小川先生がここで、リラックスしようと頑張るのではなく、自分の時間を取ることも大切と。
そのお話しを聞きながら、こうやって、自分の健康について向き合う事も1つのリラックスだなーなんて考えながら聞いていました。
セルフケアとして、エクオールをサプリメントで摂取することもできるそう!
エクオールは大豆イソフラボンに含まれる成分が腸内細菌の力を借り、変換されることで生まれる成分で、ゆらぎ期の女性の強い味方だそうです。
日本人の2人に1人は自分でエクオールを自分で作ることができないとのことで、ソイチェックというチェックで自分は作れるのかわかるようですよ!
私もさっそくキットを頼んでみました!
パネルディスカッション
ファシリテーターに西口クリニック婦人科 院長 野口まゆみ先生
経塚先生、小川先生。
なんと私しゅふコミ横尾と看護師合津ゆう子さん!
もちろんMCはふくしまFMパーソナリティー鈴木美伸さん!
ふくしまFM毎週金曜日13時~「impress-GOOD FRIDAY-」のパーソナリティーを担当されています!
インプレスは私も毎週楽しみな番組、大人気の番組です。
インプレスの番組に寄せられた質問にも丁寧に先生方が答えてくださりました。
時間が足りない!!とクレームきちゃうんじゃないかと思うくらい盛り上がりました!
参加してみて
「健康」というテーマで、先生方に沢山お話しをいただきました。
産婦人科医というと、普段身近な存在ではない私でしたが、先生方の寄り添ってくれる姿がめちゃくちゃ印象的でした。
もっと健康に対して、先生に相談したり、病院に行ったりしようと思いました。
先生に相談なんて、敷居が高いし、こんな事言っていいのかな。なんて思いがちですが、それは私の勝手な固定観念。しかも意味のないものだったということがわかりました。
自分の健康についても、家族で話しあっていこうと思います。
ここに書ききれない、沢山の目から鱗がありました。
来年もやる!と思うので、来年は夫婦・パートナーと一緒に、ぜひ参加してみてくださいね。
大塚製薬さんから
大塚製薬さんから、こんなにお土産もいただきました!
嬉しい!
エクレルのジュレは甘すぎないオレンジ!美味しい。
これで、エクオールを摂取することができます。
ご一緒させていただいた、先生方、大塚製薬の皆さん、ふくしまFMの皆さん、美伸さん、託児スタッフ、ゆうこさん!
素敵な時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございます。
また来年みなさんお待ちしています!